n13i:
(via lj7stkok)
(Source: eggs-benedict-cucumber-patch, via katoyuu)
この(収監中の)四年間に、僕の魂、信念、精神に何が起こったかということについては申し上げますまい、あんまり長くなるから。
あんまり現実というものが苦しいので、絶えず瞑想のうちに逃れていたが、これはどうやら無駄なことではなかったらしい。今、僕は以前思っても見なかった望みや希(ねが)いを持っています。しかしこれはみんなまだ仮説に過ぎぬ。書きますまい。
ただ、どうか僕を忘れないでください、僕を助けて下さい。書物と金とが入用なのです。送ってください。お願いです。
──ドストエフスキー、1854年2月22日オムスクの収容所より兄ミハイル宛て
"— 小林秀雄『ドストエフスキイの生活』 p.76